廃車にするのはもったいない!買取りに出してお得に自動車を処分する方法などをご紹介
人気の廃車買取業者は?業者選びのコツ
廃車の買取業者を決める時の重要なチェックポイントの一つが、取引相手の多さです。
業者の多くは依頼者から引き取った車を分解した後、各パーツを別の業者に売ることで利益を得ています。
取引相手が国内業者に限定されている場合、需要が少なく大きな利益が期待できません。
一方、海外は日本車のパーツは人気があるので、高値での売却が期待できます。
利益率は買取価格に反映されるので、海外に太いパイプを持っている業者を選ぶことが大切です。
業者の信頼性も大事なポイントの一つです。
需要の増加に伴って業者の数も増えていますが、中には引き取った廃車の処分をいい加減に行う所も少なくありません。
法律に違反した方法で車を廃棄した場合、業者だけでなく取引を行った依頼者も処分の対象となるケースもあります。
依頼をする前に、ホームページで自治体からの認可の有無を確認することが基本です。
そのほか、口コミの評価や過去の実績から信頼性を確かめておくことも忘れてはいけません。
廃車買取を行う店を開くためには行政からの認可を得る必要がある
中古車の買取を行う店舗を営む場合は、車両が古物営業法上の古物に該当することにから、都道府県公安委員会の古物商許可の取得が必要であることはよく知られています。
しかし、廃車も取り扱う場合はこの認可だけでは営業をはじめることはできず、自動車リサイクル法に基づく手続きも済ませる必要があります。
古物営業法の手続きだけで廃車を買い取る事業を行うと罰則が科されるので、適正に開業の手続きを済ませましょう。
廃車買取業をはじめる場合に必要な認可は使用済自動車の引取業登録、フロン類回収業登録、解体業許可、破砕業許可の4つです。
引取業登録を受ければ廃車にする車両を店舗で引き取ることができるようになり、フロン類回収業登録業者になれば車両から専用の装置を使ったフロン類の回収作業が可能になります。
また、解体業許可を得れば車から再利用可能な部品を外す作業ができるようになり、破砕業許可があると破砕だけでなく、プレスやせん断などの作業が可能になります。